E-photo Graphica

教育目的利用写真データベース


E-photoとは

 

(1)基本構想

一般社団法人 日本写真著作権協会(JPCA)が「教育目的の利用の写真データベース」として計画するシステムを「E-photo」と呼び、現在、利用手続きが複雑である文化財などの写真を、教育利用目的に限り、広く、簡易に利用できるようにするものである。運用には、「写真著作物の教育利用に関する協議会」は、JPCA が主導して設置されたものですが、権利者、利用者、関係者がともに協力して問題の解決に当たるための機関があたります。このシステムは、文化財などの写真を、所蔵者との折衝を含めて、集中管理可能とするシステムであり、公益性を考慮した利用料金で提供されるが、利用者は利用許諾番号を付記する義務を負う。「教育目的の利用」の範囲は、試験問題作成などの著作権の権利制限を受けているものから、過去問題集のような二次使用、参考書などの一般市販教材、学校で使われる副教材、通信教育教材、予備校・塾等のテキスト、模擬試験などでの利用も含まれる。

それぞれの用途によって利用料金は異なるが、前述の趣旨を勘案した利用料体系とする。
また、システムの構築手順については、ご協力をいただけた順に、社寺・博物館の収蔵品などの文化財を対象としていく。

(2)詳細事項

<利用目的>

○教育目的の利用に限定する。
  ・入試問題での利用(権利制限範囲内)
  ・入試問題の二次利用(問題集など)
  ・授業用教材での利用
  ・学習参考書等での利用
  ・模擬試験での利用
  ・その他の教育目的利用

<利用料の徴収方法>

○登録されたユーザーIDごとに期間集計して請求を行う。

<ダウンロードできる画像の体裁>

○写真形式
  ・JPEGファイル形式
  ・モノクロ写真
○解像度
  ・150dpi
○サイズ
  ・1000ピクセル×1000ピクセル以下(利用する際のめやすは8cm×8cm以下)